ディーラーで組むローンはそのディーラーで購入する車に対する利用しかできませんが、銀行で借りるマイカーローンやオートローンの場合には車の購入に限らない場合があります。車に関連する費用であれば幅広く認められているため、車の購入以外にも利用ができます。

例えば車検や修理費用、運転免許の取得のための費用としてでも、マイカーローンやオートローンでの借り入れが可能です。車検や自動車税の支払いにはまとまったお金が必要となり、どうしても用意ができない場合には銀行で借りるマイカーローンが役立ちます。

車の修理には多くのお金が必要となる場合があります。ちょっとした故障でもそれなりの費用がかかる場合があるため、どうしてもお金が足りないといった状況にも陥りがちです。

故障した箇所があるままで走行をしていると整備不良をとられてしまう場合もあり、お金が無くて修理ができないにも関わらず、整備不良の罰金によってさらにお金が厳しくなってしまうことも考えられます。

安全面でも故障をしている箇所はなるべく早くに修理をしておくべきでもあるため、修理としてマイカーローンやオートローンが利用できる銀行での借り入れは便利で助かります。ディーラーローンでは対応ができない場合がある修理費用も、銀行のマイカーローンやオートローンなら対応が可能です。

車の購入時にも言えることですが、様々な車関連の費用としてマイカーローンやオートローンを利用する場合には、貸し付ける金融機関が直接販売店や整備工場等に入金が行えなければなりません。個人間のやり取りにはローンの利用ができず、一時的に自身にお金を振り込んでもらうこともできません。

支払先に対して直接振り込みが可能とならないことにはマイカーローンやオートローンの利用ができないので、資金使途は車関連であれば幅広く設けられているとは言っても、支払先に対してはある程度の制約があるのです。

どのような利用目的であっても、ローンの申し込みを行う際には資金使途を明確にする書類等を用意しなければなりません。車の購入であれば見積書、修理であれば請求書などです。

マイカーローンやオートローンは目的型のローンとなるため、目的外での利用はできません。資金使途を明確にしないことには何の目的をもってのローンなのかが分からず、融資が行えないのです。

修理にかかる費用が数万円程度であればクレジットカードのキャッシングや、少額融資のカードローンを使うといった手もあります。しかし、大きなお金が必要となる場合にはマイカーローンなどでの修理費用の融資が頼れるので、修理に限らず車検などのまとまったお金が必要になる場合には銀行で借りるローンを考えてみましょう。